Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

お絵書き環境の思考錯誤

ちょっとイラスト書きたいなと思っていろいろな環境で思考錯誤してみました.その経緯をちょこっと.

最初,iPad Air で書けないかなと思って,とりあえずスタイラスペンを購入.ちょこっと調べてみたけど,高いスタイラスでもあんまり評判はよくないみたい.とりあえずはお試しでと思い Wacom BAMBOO STYLUS solo を選択.iPad Air で使ってみた感じ,ペンの反応が悪いです.指で書くとそれほど反応は悪くはないのでペンが悪いのか,それとも,iPad には紫外線カットのフィルムを張っているのでそのフィルムの影響なのか.使っているフィルムは割と高価なものなので,フィルムをはがして試す勇気もなく早々にあきらめました.いろいろとソフトを変えてみたけど挙動は変わらなかったので,反応悪いのはハード要因っぽいかな.試したソフトは Adobe Sketch など.

次,Android タブレット.Nexus5 と Nexus7 があるので両方で試してみました.ペンは前述の Wacom BAMBOO STYLUS solo.こちらは悪くない感じ.液晶面にフィルムは貼っていません.やっぱり iPad の反応がイマイチなのはフィルムのせいかなぁ?ただ,同じソフトでも iOS 用と Android 用では明らかに iOS 用の方が使い勝手が良い.ちょっと悩ましい.

次,少し前に購入した Endeavor TB01S でもトライ.OS は Windows 8.1.購入直後に試したときには,イマイチペンと入力がずれてるなと思いましたが,一応 iPadAndroid 機と比較.フリーソフトで試してみると,ちょっとずれはあるけど書き味は悪くない.筆圧感知もきちんと出来ている.附属のソフトで書いてみても iPad よりは書きやすい感じ.腐ってもやっぱりデジタイザペンのおかげなのかな?こちらも画面保護フィルムは張っていません.フリーソフトで良い感じだったので,CLIP STUDIO PAINT Pro for Windows のお試し版をダウンロードして再びトライ.うーむ,ちょっと良い感じかも.

さらに次.ちょっと興味があったので液晶タブレットも調査.やっぱり Wacom 機器一択の雰囲気かな.値段が手頃なのは Cintiq 13HD touch かなと思い,ものは試しに家電量販店売の店頭に行っていじってみました.Windows タブレットよりもさらにいい感じ.プロ用途なのであたりまえか.でも,手頃な値段と言ってもやっぱり結構なお値段.ちょっとイラスト書くためには高価だな.もう少しイラストを描く頻度が高くなれば候補にはなるかなとは思いますが,現状ではちょっとパスかな.ということで,あきらめ.

また,液晶タブレットじゃなくってペンタブって選択肢もありますが,ペンタブは過去に使っていましたが,やっぱり手元で見ながらかいた方が良いかなと思ったので今回は選択しない&試しませんでした.これまで使っていたペンタブは,あんまり書き心地は良くなかったし,かなーり古いものだったので去年くらいに処分してしまいました.

と,一通り試したところで,多少入力のずれはあるけど,手元の環境の中では一番ストレスなく使えそうかなと思いましたので Endeavor TB01S + CLIP STUDIO PAINT Pro という環境でしばらく過ごしてみようかなという結論になりました.描いたイラストを illustrator などの別ソフトに持って行く事を考えると,やっぱり Windows OS の方が便利かなぁという理由もあります.あとは,デジタイザの書き味もそれ程悪くはなかったし.お絵かきソフトを Adobe 系のソフトを選択せずに CLIP STUDIO PAINT Pro を選択したのは,単に Adobe 系のソフトはタブレットには荷が重いかなぁと思ったからと,CLIP STUDIO PAINT Pro の値段が安いから1本ソフトを持っておいても良いかなぁと思ったからです.

以前は,ペンタブで描くのが苦手だったので,紙に書いてスキャナで取り込んで,illustrator で着色・加工という手順を踏んでいましたが,Windows タブレットを使うことで少しは効率化できると良いなぁ.