Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux 5.x on MacBook

久しぶりに Plamo Linux 5.x の開発版一式を取ってきて MacBook 上にクリーンインストールしてみました.Plamo 5.x の開発版一式とは ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-5.x/ 以下のファイルって事です.


ちょっと忘れていた部分もあってインストール時にはまってしまったので,MacBook 上でのインストール手順と注意点をメモ程度に記載しておきます.

  • 手元の MacBook ではインストーラからキーボードを認識してくれませんでした.そのため,インストール中は USB キーボードを接続して,その USB キーボードを使ってインストールを行いました.USB キーボードなら何でも良いわけではなく,試した限りでは Apple 製の USB キーボードはダメで,通常の PC 用の USB キーボードだと大丈夫でした.何か違うんでしょうかね?また,USB キーボードを使うために,インストーラーからのブート時に boot: プロンプトが表示されている際に usbkbd と入力する必要があったかと思います.
  • Linux をインストールするパーティションMac OS X 上であらかじめ作成して置いて下さい.過去には私がインストーラーをいじって GNU parted を仕込んで居たことはありましたが,現在は削除されて居るようです.
  • ディスク先頭にインストールするブートセレクタMac OS X 上からインストールして置いた方が良いかと思います.Linux インストール時にブートセレクタがインストールされますが,別のブートセレクタをあらかじめディスク先頭にインストールしておく方が良いかと思います.私自身は,過去トラブった経験があるので Linux インストーラに付いてくるブートセレクタをハードディスク先頭にインストールする方法は最近は試していないです.使用するブートセレクタrEFIt 辺りが無難かと思います.インストール方法は rEFIt のドキュメントを参照して下さい.
  • 別のブートセレクタをハードディスク先頭に入れていますので,Linux インストーラでインストールするブートセレクタはインストールパーティションの先頭に入れましょう.2段階ブートになって面倒ですけど,経験上,こうして置いた方が OS XWindows などの他の OS と共存させる際には何かとトラブルは少ないくなると思います.何でトラブったかはあんまり良く覚えてないです.:-P
  • ハードディスクのパーティションタイプの設定はインストールディスクで行った方が良いです.インストール後に fdisk 等でパーティションタイプを変更しようとすると手元の環境では書き込みエラーになって書き換えが出来ませんでした.インストールディスクでブートすれば書き換えは可能でしたので,あとで設定変更すればいいやって思わずに,インストール途中で設定して置いた方が無難です.
  • X は設定ファイルがないと自動認識が上手く動作しない場合もあったので,xfplamoconfig コマンドを使って X 用の設定ファイルを作って置いた方が良いでしょう.


注意点は上記くらいかなと思います.あとは,一般に配布されているインストールディスクを使って普通にインストールできるはずです.ちょっと曖昧な記述が多くて申し訳ないです....


Plamo Linux 自体が Mac 用にチューニングされているわけではないので,Mac にインストールした場合,いろんなデバイスが認識されていないかもしれないですが,そこは Plamo Linux なので,各自,色々調べながらチューニングしていきましょう.:-)